閉じる
ロードバイク レース 初心者 関東

【2025年版】ロードバイクレース初心者必見!関東のおすすめ大会&デビューガイド

この記事を読んでわかること

・大会情報の収集・リサーチ
  開催時期、場所、参加資格、エントリー方法など、エントリーサイトなど初心者向けの大  
  会情報をリサーチ
・レースのレベル別選択
  自分の体力や経験に適したレースを選択。距離やコース難易度、参加者のレベルを検討
・準備と練習方法の理解
  必須装備、身体の調整、コースの把握・確認を予め行う
  無理なくレベルアップできる練習メニューを計画すること
・レースの雰囲気
  レースの雰囲気や参加者の様子を知ることで自分なりにイメージすることが大切
  初心者に対応した大会の情報収集と準備は、レースを成功させるための重要な要素
・家族や子供向け情報の収集
  子供や家族で参加できるイベントも検討。このような情報は特徴のある大会を見つけるヒ
  ント

ロードバイクレース初心者の方へ:おすすめの大会を厳選紹介!

おすすめレース5選!自分にぴったりの大会を見つけよう

初心者、中級者など、レベル別に分類した関東のロードバイクレース・イベント・ツアーを4つ厳選して紹介します。各レースの特徴、コースの難易度などをわかりやすく解説いたします。

湘南江ノ島・鵠沼海岸を出発し、大磯まで往復約40kmを走る体験コースです。

内容
・ルート: 134号線と太平洋岸自転車道を利用し、湘南の海を眺めながら走行します。
・レッスン: 平坦路でのペダリング改善、緩やかな坂でのヒルクライム・ダウンヒル体験、ギアの効果的な使い方、重心移動や上半身を使った登坂練習、下りでのバランスとブレーキング技術を学びます。
・休憩: 大磯の古民家カフェで、美味しいパンやコーヒーを楽しみながらサイクリング談義に花を咲かせます。
・レベル: 走行速度目安は20~25km/h。幹線道路(134号線)の走行に自信がない方は、先にプライベートレッスンの受講が推奨されます。

横須賀を出発し、観音崎、浦賀、城ヶ島などを巡り、三浦半島の海岸線や丘陵地帯を楽しむコースです。
内容
ルート: 横須賀スタート → 大津漁港 → 走水 → 観音崎 → 叶神社(浦賀) → 久里浜 → 野比海岸 → 金田湾 → 宮川公園 → 城ヶ島(昼食) → 油壺 → 小網代の森 → 三戸浜 → 佐島 → 大楠山 → (ゴール地点は不明瞭だが、横須賀周辺へ戻ると推測される)

主な見どころ
源頼朝ゆかりの叶神社参拝。
灯台や砲台跡など、かつての軍港の面影が残るエリアの走行。
宮川公園での記念撮影(風車、マグロ大根オブジェ)。
城ヶ島での海の幸ランチ。
小網代の森、三戸浜、佐島など風光明媚なスポット。
大楠山でのマイルドなヒルクライム。
距離・強度: 約70km。アップダウンが適度にあり、運動強度は「そこそこ」。こまめな休憩と補給を挟みながら進みます。

特徴
歴史(叶神社)、景観(海岸線、公園)、グルメ(海の幸)、走りごたえ(アップダウン、ヒルクライム)がバランス良く盛り込まれています。
三浦半島の主要な見どころを効率よく巡ることができます。

特徴
・平坦路とヒルクライムの両方を体験できます。
・単に足の力だけでなく、自転車と体全体を使った効率的な走り方を学べます。
・レッスンと実践、そしてカフェでの交流を組み合わせた充実した内容です。
・湘南茅ヶ崎を出発し、東海道を通って小田原・箱根口方面へ向かい、歴史的な視点(豊臣秀吉と北条五代)で各地を巡る健脚向けのコースです。

内容
ルート: 太平洋岸自転車道、東海道を経由し、平塚、大磯、小田原、箱根口へ。帰路は東海道、R1、R134等を通り鵠沼海岸へ戻ります。
主な見どころ:
石垣山一夜城歴史公園からの眺望と、風光明媚な激坂ヒルクライム(約2km、獲得標高200m)。
小田原城趾公園の散策(北条氏の栄枯盛衰を辿る)。
報徳二宮神社での祈願・おみくじ。
小田原漁港での新鮮な海の幸(アジフライなど)の昼食。

テーマ: 前半は豊臣秀吉、後半は北条氏の視点で歴史的な背景を感じながら走ります。
レベル: 上級者向け。走行距離が長く、急な坂(激坂)の上り下りがあります。平坦路での速度目安は28~33km/h、上りは10~15km/h。100km程度の走行経験、ドロップハンドルでのブレーキ操作、集団走行スキルが必須です。

特徴
サイクリングと歴史探訪(特に戦国時代の小田原攻め)を組み合わせたユニークな体験ができます。
石垣山からの絶景や、小田原漁港でのグルメも楽しめます。
通常のプログラムより難易度が高く、走りごたえのあるコース設定です。

国際自転車競技連合(UCI)公認レースとなった「THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025」の周回コースにチャレンジできるファンライドイベントです。コース内の上りを基調とする2区間のタイム計測を行います。
2区間のタイムに基づく上位順位表彰及びコース全体のタイム計測は実施いたしません。

距離: 16.6km 獲得標高 368m(予定)
第1計測区間(6.0km地点)
計測距離 2.2km(獲得標高143m、平均勾配5.9%、最大勾配18.4%)
第2計測区間(13.6km地点)
計測距離 2.1km(獲得標高90m、平均勾配4.4%、最大勾配10.4%)
コースには、上記の計測区間を含む長い上り坂が複数あり、経験者向けのコース設定になっています。

イベントカレンダー|開催日、場所、エントリー方法をチェック!

関東で開催される初心者向きのロードバイクレース・イベント・ツアーをまとめてみました。開催日、場所、エントリー期間、参加費等ご確認ください。(2025年版)

イベント名開催月場所距離参加費エントリー期間
湘南大磯ポタリング40km 2025/4/28神奈川県藤沢市40km14,300円1/6~4/26
Almost “MIUICHI” Miura Peninsula Loop 70km2025/5/24神奈川県横須賀市70km12,100円3/24〜5/17
おだわら戦国自転車旅60km2025/6/7神奈川県茅ケ崎市60km12,100円3/24〜5/31
THE ROAD RACE TOKYO CHALLENGE 20252025/7/13東京都青梅市16.6km4,664円3/14〜6/8

市民レースでデビュー!アットホームな雰囲気と交流を楽しもう

市民レースは、初心者にとって初めてのデビュー戦に最適なレースです。主に地元のライダーが主催し、安全な環境で行われるので安心ですね。また、通常のレースに比べて、参加費が安く、コースも短いため、初心者でも簡単に参加でき、気軽に楽しむことができます。

このようなレースの特徴として挙げられるのは、参加者同士の交流が活発で、雰囲気が非常にアットホームであることです。多くの場合、レース後に交流イベントが設けられており、新たな仲間を見つけたり、ライディングのコツを学ぶ絶好の機会となっています。特に初心者向けのサポート体制が充実しており、参加者のレベルに応じたアドバイスや簡単な講習が行われることが一般的です。

さらに、市民レースは初心者が次のステップに進むための準備としても理想的です。レースでの経験を積むことで、自信を深め、メンタル面でも大きな向上が期待できます。初めてのレースで緊張しがちな参加者も、アットホームな環境の中で安心して挑戦でき、成功体験を積むことが可能です。
このように市民レースは、初心者から中級者まで幅広く楽しむことができ、地元のコミュニティとつながりながらロードバイクを満喫する貴重な機会となることでしょう。

ロードバイクレース初心者の方へ:レースに向けての準備と練習方法

ロードバイクレースに参加するには、各レースに適した装備をそろえることが重要です。
ここでは、必要な装備をリスト形式でまとめ、それぞれの選び方や注意点、おすすめブランドを詳しく解説しますが、トレーニングやツーリングの経験がある方ならほとんどで揃っているはずです。もし、お持ちでない装備があれば、これらの情報を参考に装備の準備を始めてみましょう。

必須装備チェックリスト|安全で快適なレースのために

①ヘルメット
選び方: 頭にしっかり合わせる。安全性が高く、暑い時期を想定し通気性の高い商品を選びましょう。
おすすめブランド: OGK・Giro・ Specialized
価格幅: 5,000円~20,000円

②グローブ
選び方: 仕上がりが良く、手の平のパッドがしっかりしているものを選びましょう。時期によっては、防寒対策されたグローブも必要になります。
おすすめブランド: Pearl Izumi・ Rapha
価格幅: 3,000円~10,000円

③ウェア
選び方: 汗を発散しやすく、日焼け対策がされたものを選びましょう。時期によっては、防寒対策されたウェア、ウィンドブレーカーも必要になります。
おすすめブランド: Castelli・ Assos 価格幅: 10,000円~30,000円

④シューズ
選び方: 初心者は通常の運動靴でもOKです。ビンディング機能のついたサイクルシューズが欲しい場合は、フィッティングが良いものを選びましょう。購入するときは、クリートの種類に注意
おすすめブランド: Shimano・ Fizik
価格幅: 10,000円~25,000円

⑤他の必須装備
ウォーターボトル, サングラス(ゴーグル), タイヤ(パンクのしにくいタイヤ)、ウインドブレーカー、サイクルコンピューター 選び方と効用: これらはメンテナンスとパフォーマンス向上に不可欠です。
これらをしっかり準備し、安全で快適なレースを楽しむため準備をしましょう。

効果的な練習方法|無理なくレベルアップするためのトレーニングメニュー

ロードバイクレースに向けた効果的な練習は、身体に無理のない方法で進めることが重要です。ここでは初心者向けから中級者向けまでのレベル別に練習メニューの一例を紹介します。進度に応じて身体能力を向上させるためのガイドとしてご利用下さい。

初心者向けトレーニングメニュー(週単位)

【1週目】
・距離: 10km × 2日
一日の練習時間: 30分
・目的: ギヤチェンジ、ハンドルコントロールなど基本的な操作を覚える。体力向上より、自
 転車をうまくコントロールできる技術を覚える。
【2週目】
距離: 15km × 3日
一日の練習時間: 45分
目的: ロードバイクの操縦性の特性を習得。心拍数に合わせたペースの作り方、ボトルの給水などレースに必要な基本的なノウハウを覚える。
【3週目以降】
距離: 20km × 4日
一日の練習時間: 1時間以上
目的:心肺機能向上、長距離ライドに慣れるための体力づくりがメイン。上り・下り・向かい風等に対するギヤとケイデンス(回転数)の関連性を体得する。

※ トレーニングを続けていれば、必ず同じ重さのギヤでも心拍数や呼吸や脚のきつさ(強度)が下がって来るのが体感できます。(心拍機能が向上した証しです!)。
その時はひとつ重いギヤにしてみましょう!
心拍数については下記に詳しく書いてあるので、よろしければ読んでみてください。
ロードバイク初心者必見!70km完走ガイド【準備・トレーニング・しまなみ海道ルートも解説】

レース当日の流れをシミュレーション!スムーズなデビューをするには?

初めてロードバイクレースに参加するときは、当日の流れを把握しておくことで、不安を解消できます。この章では、参加する前に知っておくべき重要な流れや注意点を解説します。
チェックリスト形式にしてありますので、レース時にご活用ください。

受付

☐ レース開始時間の1時間前に到着
☐ 受付では参加資格の確認やナンバープレートの取得
☐ 必要な物品: 参加証明書、身分証明書

スタート前

☐ レース開始の30分前に集合
☐ バイクの各種チェック(特に駆動系)やタイヤの確認
☐ 下半身のウォームアップを行い、体を慣らすことが重要

レース中

☐ コースでは、自身のペースを知ることで、積極的に安全を確保
☐ 注意点: 他のライダーへの思いやりと、こまめな減速。

ゴール後

☐ レース終了後は、バイクの確認やからだのケア
☐ チャンスさえあれば、選手同士の声掛けなど情報交換の場を作ることで、さらに感動を分か 
  ち合える

必要な持ち物リスト

☐ 替えウェア
☐ サングラス
☐ 補給食料(バナナ)
☐ 物品保管用バッグ
これらの情報を前もって知っておくことで、初めてのレースを中心で楽しむことが出来ます。

先輩ライダーからのアドバイス、体験談

先輩ライダーからのアドバイス ロードバイクレースに初めて参加する人に向けて、先輩ライダーたちからの有益なアドバイスをQ&A形式でまとめました。
主にレース選びのポイントや練習方法、メンタル面での効果的なコツについて紹介します。経験に基づいたリアルな情報を提供し、読者のモチベーション向上と不安解消を図りましょう。

Q1: 初めてのレースはどのように選ぶべきですか?

A1: フラットなコースで、ポタリングのようなアットホームなイベントから始めましょう。また、レッスンやランチなどを織り交ぜたイベントもあります。例えば「湘南大磯ポタリング40km」は景色も美しく、初心者に最適です。

Q2: 準備すべき装備は何ですか?

A2: 必須装備として、ヘルメット、グローブ、ウェア、シューズがあります。補給食料も忘れずに持っていきましょう。

Q3: 練習はどれくらいの頻度で行うべきですか?

A3: 自分のペースに合わせ、無理ないスケジュールを設定することが重要です。初めは一週間に2〜3日の練習から始めましょう。

Q4: メンタル面での効果的なコツは?

A4: 落ち着きと自信を持つことが重要です。悪天候やトラブルに予想を絞らないことで、どのような情況にも対応できます。

最初のレースでは、インターネットや自転車屋さんなどから情報収集を十分に行い、すばらしいデビューを目指しましょう。