- 「ピチピチは恥ずかしい…」と感じる理由と、そのスマートな解決策
- 普段着とは全く違う、サイクルウェアが持つ驚きの機能性
- 街乗りに最適!おしゃれで快適な人気ブランド5選とアイテムの選び方
- 明日から真似できる、季節・シーン別の具体的なコーディネート例
はじめに
「ロードバイクを手に入れたものの、どんなロードバイク用の街乗りファッションをすればいいか分からない」そんな悩み、ありませんか?
「本格的なウェアはダサいと感じて抵抗がある…」という声も少なくありません。かつてロードバイクの服装といえば、身体にフィットする”ピチピチ”スタイルが主流でした。
しかし近年、ライフスタイルの変化とともに、街乗りに溶け込むおしゃれで機能的なウェアが数多く登場しています。
実のところ、この記事では単なるアイテム紹介にとどまりません。なぜ専用ウェアが快適なのかという基本から、初心者でも失敗しないアイテムの選び方、人気ブランド「Rapha」の評判まで網羅します。
さらには季節ごとのおすすめコーデまで、あなたの「ロードバイク 街乗り 服装」に関するあらゆる疑問を解決していきます。もう服装で悩むのは終わり。もっと自由にサイクリングを楽しみましょう。
なぜ?「ロードバイクの服装=ダサい」と感じる初心者の誤解と機能性の真実

「どうしてあんなにピチピチなんだろう…」そう感じた経験はありませんか?
この章では、多くの初心者が抱くサイクルウェアへの抵抗感の正体と、そのデザインに隠された合理的な理由を解き明かします。
多くの人が感じる「ピチピチへの抵抗感」とその心理的背景
結論から言うと、その抵抗感はごく自然な感情です。特にロードバイクを始めたばかりの初心者にとって、身体のラインがくっきりと出る服装は気恥ずかしさを感じさせます。
カフェやコンビニに立ち寄る際の周囲の視線が気になる、という声も少なくありません。この心理的背景には、主に3つの要因が考えられるでしょう。
身体的要因:まだサイクリストとしての体型に自信が持てず、シルエットが露わになるのを避けたい気持ち。
社会的要因:「本格的すぎる」見た目が街の風景から浮いてしまうと感じること。
情報的要因:スポンサーロゴなどが多用されたデザインが、自分の美的センスと合わないという問題がある。
しかし、この「ピチピチ」には科学的な理由が隠されています。
実は合理的!普段着との決定的違いと比較表で見るサイクルウェアの5大機能
一見すると奇抜に見えるサイクルウェアですが、そのデザインは快適性とパフォーマンスを最大化するために計算し尽くされたものです。普段着との違いは、以下の比較表を見れば一目瞭然でしょう。
機能 | サイクルウェア(カジュアル含む) | 一般的な普段着(綿Tシャツ、ジーンズ等) |
①水分管理 | 吸汗速乾性に優れ、汗冷えを防止する | 吸湿性は高いが乾燥が遅く、汗冷えのリスクが高い |
②伸縮性 | 高いストレッチ性でペダリングなどの動きを妨げない | 伸縮性に乏しく、動きが制限されやすい |
③裁断 | 前傾姿勢を考慮し、背中が出にくいドロップテールなどを採用 | 直立姿勢が基本のため、乗車時に背中が露出しやすい |
④耐久性 | サドルとの摩擦を考慮し、臀部などが補強されている | 特定の部位への耐久性は考慮されておらず、摩耗しやすい |
⑤収納性 | 背面にアクセスしやすいバックポケットを標準装備 | ポケットは乗車姿勢では使いにくく、物が脱落する危険性がある |
表1:機能比較:サイクルウェア vs. 普段着
特に重要なのが①水分管理です。サイクリングは想像以上に汗をかくため、濡れた衣服が走行風で冷やされる「汗冷え」は体力を著しく奪います。
サイクルウェアは、この汗を素早く乾かすことで、体を常に快適な状態に保ってくれるのです。
「ロードバイクに普段着はなぜダメ?」綿Tシャツやジーンズが招く3つの悲劇
「少しの距離なら普段着でいいのでは?」と考える方もいるでしょう。しかし、たとえ短い街乗りでも、普段着には思わぬ落とし穴があります。
実際に多くの初心者が経験する失敗談を3つご紹介しましょう。
あの時の恥ずかしさは今でも忘れられません。背中にべったりと張り付いた綿のTシャツ、滴り落ちる汗…お気に入りのカフェの洗練された雰囲気が、一瞬で台無しになった気分でした。(30代・男性)
綿のTシャツは汗を吸うと乾きにくく、汗冷えの原因になるだけでなく、見た目にも清潔感がありません。
まさかと思いましたが、買って間もないジーンズで数回乗っただけで、サドルと擦れる部分が薄くなり、ついには破れてしまいました。(20代・女性)
伸縮性のない硬い生地は、ペダリングの妨げになるだけでなく、サドルとの摩擦で驚くほど早く摩耗します。
おしゃれなワイドパンツで走行中、裾がチェーンリングに巻き込まれ、危うく大事故になるところでした。油汚れもひどく、パンツは再起不能です。(30代・男性)
裾の広いパンツは非常に危険です。安全のためにも、体にフィットするか、裾を絞れるパンツを選びましょう。
初心者こそ知ってほしい「お尻の痛み」を解決するパッド付きパンツの重要性
ロードバイク初心者が最初につまずく最大の壁、それが「お尻の痛み」です。
この痛みを解決する唯一にして最強のアイテムが、衝撃吸収パッドを備えたサイクルパンツ(レーサーパンツ)やインナーパンツです。
このパッドは、サドルからの圧迫や振動を効果的に分散・吸収し、痛みを劇的に軽減します。
特に、まだ乗車フォームが安定しない初心者にとっては、快適なサイクリングを続けるための必需品と言えるでしょう。
「いきなりレーサーパンツは恥ずかしい」という方でも、次に紹介する「パッド付きインナーパンツ」なら、見た目を変えずにこの恩恵を受けられます。
初心者でも失敗しない!街乗りワードローブの揃え方

ここでは、快適な街乗りを実現するための具体的なアイテムの揃え方を、予算やスタイル別に解説します。
まずはこれだけ!予算3~4万円で揃える服装基本セット
何から揃えればいいか分からない初心者のために、これだけは押さえておきたい必須アイテムを、現実的な予算でセットにしました。
アイテム | 価格帯(目安) | 選び方のポイント |
①ヘルメット | 8,000円~ | 安全認証(JCF推奨など)があり、私服に合うデザインを選ぶ |
②パッド付きパンツ or インナー | 7,000円~ | まずはインナータイプから試すのがおすすめ |
③トップス | 5,000円~ | ユニクロなどの高機能Tシャツで代用可能 |
④グローブ | 3,000円~ | 振動吸収性の高いゲルパッド付きが快適 |
⑤アイウェア | 5,000円~ | UVカット機能のあるものを選ぶ |
表2:予算3万円・初心者向け基本セット
この5点を揃えれば、安全かつ快適な街乗りのスタートラインに立てます。特にパンツは快適性に直結するため、少し予算をかけてでも質の良いものを選ぶことをお勧めします。
トップスは「サイクルジャージ以外」も正解!高機能Tシャツ・ポロシャツの選び方
街乗りにおいて、トップスは最もファッション性を表現できる部分です。必ずしもサイクルジャージである必要はありません。大切なのは「素材」です。
高機能Tシャツなら、ユニクロの「エアリズム」やモンベルの「ジオライン」など、アウトドア・スポーツブランドが展開するポリエステル製の速乾Tシャツが街乗りに最適です。
サイクルジャージのようなフィット感やバックポケットはありませんが、普段着に近い感覚で快適性を得られます。
ポロシャツの場合、襟付きのデザインはTシャツよりも少しきれいめな印象を与えます。カフェやレストランに立ち寄る際にも違和感がありません。こちらも吸汗速乾性のある素材を選びましょう。
カジュアルサイクルジャージについては、KAPELMUURなどのブランドが出している、一見すると普通のシャツやポロシャツに見えるサイクルジャージも人気です。
デザインはカジュアルでありながら、バックポケットや自転車用の裁断といった専用品の機能性を備えています。
【最重要】ロードバイク街乗りパンツおすすめの3タイプと選び方
ボトムスは快適性の要です。ここでは、街乗りにおすすめの3つのタイプをご紹介します。
1. クロップドパンツ/テーパードパンツ
裾がチェーンに絡む心配がなく、足元がすっきり見えるスタイルです。ストレッチ性の高い素材を選べば、ペダリングもスムーズ。rin projectなどが代表的なブランドです。
2. サイクルショーツ/ハーフパンツ
パッド付きインナーと組み合わせることで、最も動きやすく涼しいスタイルが完成します。アウトドアブランドの速乾性ショーツなども活用できます。
3. 高機能ロングパンツ
narifuriなどが展開する、一見すると普通のチノパンやスラックスに見えながら、撥水性やストレッチ性を備えたパンツです。通勤など、少しフォーマルな場面にも対応できます。
見た目は普段着、機能は本格派。「パッド付きインナーパンツ」というスマートな選択肢
「レーサーパンツの見た目はどうしても無理…でもお尻は痛い…」そんなジレンマを解決する魔法のアイテムが「パッド付きインナーパンツ」です。
これは、下着のように着用するパッド付きのインナーで、この上にお気に入りのジーンズやチノパン、ショートパンツを履くだけ。
見た目は完全に普段着のまま、お尻の痛みを解消し、長距離の快適性を手に入れられます。
多くのブランドから様々な厚さのパッドのものが発売されているので、まずはこのインナーパンツからサイクルウェアの快適性を体験してみるのが、初心者には最もおすすめの方法です。
私服に馴染む「おしゃれなヘルメット」と安全性を高める必須アクセサリー
2023年4月1日からヘルメットの着用が努力義務化されました。安全はもちろん、今やヘルメットもおしゃれなロードバイクの服装の一部です。
ヘルメットの選び方
キノコ頭になりにくい、丸みを帯びたアーバンデザインのヘルメットが人気です。
GIROといったブランドは、私服に合わせやすいカラーやデザインが豊富に揃っています。
その他の必須アクセサリー
・グローブ
これはハンドルのグリップ力を高め、転倒時の怪我から手を守ります。
・アイウェア
紫外線やホコリ、虫から目を守るだけでなく、ファッションのアクセントにもなります。
・裾バンド
ワイドパンツなどを履く際に、裾をチェーンの巻き込みから防ぐ必須アイテムです。
【2025年最新】おしゃれライダーに人気の街乗りウェアブランド5選

ここでは、機能性とおしゃれを両立し、街乗りでこそ輝く人気の5ブランドを厳選してご紹介します。
narifuri(ナリフリ):ビジネスシーンにも溶け込む究極の日常着
「fashion + bicycle」
このコンセプトを掲げる東京発のブランドがnarifuriです。
一見するとセレクトショップに並ぶ洗練されたカジュアルウェア。
しかし、その内側には、ストレッチ性、通気性、耐久性といった、自転車に乗るための機能が緻密に計算され尽くされています。
特に、高機能素材を使ったシャツやジャケット、立体裁断のパンツは、そのままオフィスにも行けるほどのデザイン性。
自転車通勤をスマートにこなしたいビジネスパーソンから絶大な支持を集めています。
Rapha(ラファ):洗練されたデザインと評判の真相
“The World’s Finest Cycling Clothing”
イギリス・ロンドンで生まれ、サイクリングウェアの世界に「スタイル」という概念を持ち込んだ革命的なブランド、それがRaphaです。
その評判は、ミニマルで洗練されたデザインと、高品質な素材が生み出す卓越した着心地にあります。
価格帯は高めですが、レース用の「Pro Team」コレクションだけでなく、街乗りに最適な「City」や「Lifestyle」コレクションも充実。
Raphaのウェアを纏うことは、単なる服装選びではなく、上質で文化的なサイクリングライフを体現する一つのステートメントと言えるでしょう。
KAPELMUUR(カペルミュール):クラシックで普段着見えする安心の日本製
「街に溶け込むサイクルジャージ」
クラシックレースの聖地であるベルギーの地名に由来するKAPELMUURは、シックで落ち着いたデザインが魅力の日本のブランドです。
千鳥格子やヘリンボーンといったクラシカルな柄をデザインに取り入れ、サイクルウェア特有の派手さを抑えることで、街中での親和性を高めています。
日本のライダーやサイクリストの体型に合わせた設計と、比較的手に取りやすい価格帯で、初心者からベテランまで幅広い層に人気です。
Pearl Izumi(パールイズミ):圧倒的信頼性とコスパを両立する定番
「科学と情熱の融合」
1950年の創業以来、日本のサイクルウェア市場を牽引してきたリーディングカンパニーがPearl Izumiです。
長年の研究開発に裏打ちされた機能性と品質は、プロ選手からも高い評価を得ています。
本格的なレースウェアのイメージが強いですが、「シティライド」シリーズでは、街乗りに最適なカジュアルなデザインのアイテムを多数展開。
初めてのサイクルウェアとして、まず間違いのない一着を選ぶなら、このブランドは筆頭候補となるでしょう。
mont-bell(モンベル):アウトドアで培われた機能性を驚きの価格で
“Function is Beauty” (機能美)
日本を代表する総合アウトドアメーカーであるmont-bellも、コストパフォーマンスに優れたサイクルウェアを展開しています。
その最大の特徴は、登山などの過酷な環境で培われた高い機能性を、驚くほど手頃な価格で提供している点です。
デザインは華美な装飾を排した実用本位なものが多いですが、「ジオライン」シリーズのインナーウェアや、「サイクルシェルジャケット」などのアウターは、多くのサイクリストにとって定番品となっています。
季節とシーンで着こなす!街乗りコーデ実践ガイド

ここでは、これまで紹介したアイテムを使い、具体的な季節やシーンに合わせたコーディネート術を解説します。
【夏】汗と日焼けを制す!涼しく快適な服装とUV対策
夏の街乗りの敵は「暑さ」と「紫外線」。キーワードは「吸汗速乾」と「UVカット」です。
トップスは白などの淡い色の速乾Tシャツやポロシャツを選びましょう。
ボトムスはパッド付きインナーに、通気性の良いショートパンツを合わせるのが最も涼しいスタイルです。
UV対策では、意外と涼しく、日焼けによる体力消耗を防ぐ「アームカバー」や「レッグカバー」の活用がプロの常識。サングラスと、ヘルメットの下に被るサイクルキャップも必須です。
【春秋】寒暖差を乗り切る「レイヤリング」の基本と便利アイテム
朝晩と日中の気温差が激しい春と秋は、「レイヤリング(重ね着)」が基本戦略です。
基本スタイルは半袖トップス+ショーツを基本とします。
調整アイテムとして、アームウォーマー/レッグウォーマーは寒い時間帯だけ着用し、暑くなったら外してポケットに収納できる超便利アイテムです。
ウィンドブレーカー/ジレ(ベスト)は体幹を風から守り、体温低下を防ぎます。こちらもコンパクトに折り畳めるものを選びましょう。
【冬】着ぶくれNG!暖かく動きやすい防寒コーデのコツ
冬の服装で初心者が陥りがちなのが「着込みすぎ」による汗冷えです。「防風」「保温」「透湿」の3つの機能のバランスが重要になります。
・インナーは汗を肌から遠ざける、保温性の高い長袖ベースレイヤーが必須です。
・ミドルは裏起毛のジャージやフリースで空気の層を作り、暖かさを保ちます。
・アウターは冷たい風をシャットアウトする、防風性の高いジャケットを選びます。
末端防寒では、体感温度を大きく左右する「首」「手」「足首」を、ネックウォーマー、冬用グローブ、シューズカバーでしっかり守ることが、暖かく快適な冬ライドの秘訣です。
【雨天】もう濡れない!レインウェア選びの2つの重要指標とおすすめ
雨の日のライドで重要なのは、雨の侵入を防ぐ「耐水圧」と、内側の蒸れを放出する「透湿性」です。
選び方の目安は耐水圧10,000mm以上、透湿性5,000g/㎡/24h以上が一つの基準となります。サイクリング専用品は、一般的なレインウェアと違い、前傾姿勢を考慮した裁断や、バタつき防止の設計がされています。
視認性については、雨天時はドライバーからの視認性が極端に落ちるため、蛍光色や反射材を多用した、とにかく目立つ色のウェアを選ぶことが安全につながります。
【通勤】5km以内と以上で変わる服装術と汗対策
自転車通勤の服装は、走行距離によって戦略が変わります。
5km未満の短距離では、普段着に少し工夫を加えるスタイルがおすすめ。速乾性のあるインナーを着る、パンツの裾をバンドで留める、といった対策で十分快適です。
5km以上の長距離では、職場に着替えのスペースがあるなら、走行中はサイクルウェアを着用し、到着後に着替えるのが最も合理的です。汗をかいた後は、ボディシートなどで体を拭くとさっぱりします。
ロードバイクの服装に関するQ&A

ここでは、読者の皆様からよく寄せられる質問にお答えします。
- ユニクロやワークマンの服は本当に使えますか?
はい、使えます。
特にユニクロの「エアリズム」や「ドライEX」シリーズ、ワークマンの「Find-Out」シリーズ(2024年頃にサイクルウェア専用ラインの販売を終了)などは、吸汗速乾性に優れ、コストパフォーマンスも高いため、街乗り用のトップスやインナーとして非常に優秀です。しかし、長距離での快適性を左右するパッド付きパンツや、厳しい天候に対応するアウターに関しては、やはり自転車専用ブランドの製品に分があるかもしれません。
- 女性向けの可愛いウェアや服装のポイントは?
レディース専用モデルは、女性の体型に合わせてウエストがシェイプされていたり、カラーリングが豊富だったりするのが特徴です。
トップスは少しAラインのシルエットを選ぶと、身体のラインを拾いすぎず綺麗に見えます。
ボトムスは、スカートと一体化した「サイクルスカート」や、ショートパンツの下にカラフルなレギンスを合わせるスタイルも人気です。
- rericの店舗は東京のどこにありますか?試着は可能ですか?
はい、rericは東京・渋谷のキャットストリートでポップアップ店舗を定期的に開催しており、ワイズロードなどの大手自転車販売店でも取り扱いがあります。
ここでは専門のスタッフに相談しながら、全ての製品を試着できます。また、ワイズロードのような大手自転車販売店でもrericの製品を取り扱っており、同様に試着が可能です。
体にフィットするウェアだからこそ、一度試着してみることを強くお勧めします。
- 高価なウェアの洗濯方法や長持ちさせるコツは?
高機能なサイクルウェアを長持ちさせるには、洗濯方法が非常に重要です。基本は、「中性洗剤を使い、洗濯ネットに入れて、弱水流で洗う」ことです。
柔軟剤や漂白剤は、生地の防水性や吸汗速乾性を損なう可能性があるため使用を避けましょう。
また、乾燥機の使用は厳禁です。洗い終わったら形を整え、風通しの良い日陰で干すのがベストです。
まとめ:服装が変われば、ロードバイクはもっと自由で楽しくなる

今回は、ロードバイクの街乗りにおける服装について、多くの初心者が抱える「ダサい」という悩みから、機能性の本質、そして具体的なアイテム選びやコーディネート術までを網羅的に解説しました。
重要なポイントを最後にもう一度おさらいしましょう。
- サイクルウェアのフィット感には、快適性と速さを追求した合理的な理由がある
- 普段着でのライドは、汗冷えや生地の損傷、安全性の問題を引き起こす可能性がある
- 「パッド付きインナーパンツ」を活用すれば、見た目を変えずに快適性を手に入れられる
- ブランド選びやコーディネート次第で、機能性とファッション性は両立できる
- 季節やシーンに合わせて「レイヤリング」を使いこなすことが、上級者への第一歩
「ロードバイクの服装はこうあるべきだ」という固定観念に縛られる必要はもうありません。この記事を参考に、あなた自身のスタイルに合った、快適でおしゃれな一着を見つけてください。
服装の悩みがなくなれば、ペダルを漕ぐ足取りはもっと軽やかに、見える景色はもっと色鮮やかになるはずです。さあ、新しい服装で、まだ見ぬ街の風景を探しに出かけましょう。
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