- リムブレーキ・機械式ディスク・油圧ディスクの3種類の本質的な違いと、初心者に最適な選択肢
- 2026年現在の市場動向と、価格帯別にどのブレーキシステムが選べるのかの現実
- 雨天時の制動力差、下り坂での安全性など、命を守る性能比較の科学的根拠
- 購入後のメンテナンス費用とDIY難易度の正直な比較
- 輪行派・通勤派・週末ライダーなど、用途別の最適解
- 「ディスクブレーキ一択」と言われる時代に、あえてリムブレーキを選ぶ合理的な理由
はじめに
深夜2時。スマートフォンの光に照らされた顔が、ため息をつく。
「リムブレーキ ディスクブレーキ 違い」
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「ディスクブレーキ メンテナンス 大変」
検索するたびに、相反する情報が押し寄せてくる。
「2026年にリムブレーキなんて時代遅れだ」と断言するブログがあれば、「初心者にディスクは整備が難しい」と警告するYouTubeもある。
週末、勇気を出してショップに足を運んでみた。
けれど店員から返ってきたのは「予算次第ですね」という曖昧な答え。
専門用語の洪水に圧倒され、なんだか疎外感さえ覚えて帰ってきた。
そんな経験はないですか。
私がロードバイクに初めて跨ったのは、今から30年以上前のことになります。
当時はディスクブレーキなど影も形もなく、リムブレーキが当然の選択肢でした。
それから延べ10万キロ以上を走り、数えきれないほどの初心者の「最初の1台選び」をサポートしてきたのです。
リムブレーキからディスクブレーキへの移行期も、機械式から油圧式への進化も、すべてこの目で見届けてきました。
この記事では、そんな私が「2026年のいま、ロードバイク初心者が本当に選ぶべきブレーキシステムは何か」を、忖度なしでお伝えします。
メーカーの宣伝文句ではありません。実際に乗り続けてきた者だけが知る「現実」を、あなたにお話ししましょう。
結論を先に言えば、正解は一つではないのです。
あなたのライフスタイル次第で、最適解は変わってきます。
迷える初心者の羅針盤|リムとディスクの本質的な違いを理解する

挟む場所が違う——それだけで世界が変わる
ブレーキの基本原理は、リムブレーキもディスクブレーキも同じです。
パッドと呼ばれる摩擦材で何かを挟み込み、その摩擦力で回転を止める。自動車のブレーキも自転車のブレーキも、この点では変わりません。
では、何が違うのか。
「挟む場所」が根本的に異なります。
リムブレーキはホイールの外周部分、つまりリム(金属の輪っか)を挟み込んで制動するシステムです。
一方、ディスクブレーキはホイールの中心付近に取り付けられた円盤状の金属板——ローターと呼ばれる部品——を挟んで止める仕組みになっています。
たったこれだけの違いが、性能から維持費、乗り心地に至るまで、あらゆる面に波及していくのです。
リムを挟むのか、ローターを挟むのか。この単純な構造の差が、あなたのロードバイクライフを大きく左右することになるでしょう。
実のところ、私が初めてディスクブレーキ搭載のロードバイクに乗ったとき、その違いに驚きました。レバーを引いた瞬間の感触が、まるで別の乗り物のようだったからです。
3つの選択肢——その本当の位置づけを知る
2026年現在、ロードバイク初心者が実際に選べるブレーキシステムは、大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴を、順を追って見ていきましょう。
リムブレーキ(キャリパーブレーキ)
ホイールのリムをゴム製のパッドで挟み込む、最もシンプルな構造のブレーキです。
100年以上にわたりロードレースを支えてきた、いわば「ブレーキの古典」といえるでしょう。
構造が単純なため軽量で、メンテナンスも比較的容易。10万円から15万円前後のエントリーモデルでは、今でも主力として採用されています。
機械式ディスクブレーキ(メカニカルディスク)
ワイヤー(ケーブル)を引っ張ってローターを挟む仕組みで、リムブレーキと同じ操作感覚で使えます。
15万円から25万円前後のエントリーモデルに多く採用されており、「ディスクロードの入門機」という立ち位置になります。
ただし、パッドの摩耗に応じた頻繁な手動調整が必要で、システム重量も3種類の中で最も重くなりがちです。
油圧式ディスクブレーキ(ハイドロリックディスク)
自動車やオートバイと同じ原理で、オイルの圧力を使ってピストンを押し出します。
軽いタッチで強力な制動力を得られ、プロレースでも使用される現在では、最先端のシステムになります。30万円以上の中級グレードから標準装備となっています。
さて、ここで初心者が最も陥りやすい罠についてお話しなければなりません。
「ディスクブレーキなら何でも高性能」という誤解です。
安価な機械式ディスク搭載車を選んでしまい、重さやメンテナンスの難しさに後悔するケースを、私はたくさん見てきました。
3つの選択肢には明確な違いがあり、それを理解せずに選ぶと「こんなはずじゃなかった」という結果になりかねないのです。
2026年の市場動向——「ディスク化」は本当に完了したのか
2025年、世界最高峰のプロロードレース「ワールドツアー」で、ついに全チームがディスクブレーキ搭載車を採用しました。
プロトン(集団)からリムブレーキが姿を消したのです。
これは単なるトレンドの変遷ではありません。自転車工学における技術選択が、事実上ディスクブレーキに一本化されたことを意味しています。
天候に左右されない一貫した制動力、ダウンヒルでの絶対的なコントロール性能。
勝利を追求するプロフェッショナルにとって、もはやディスクブレーキは「あったらいいもの」ではなく「必須装備」となったわけです。
この流れは当然、消費者市場にも色濃く反映されています。
Specialized、Trek、Giant、Cannondaleといった主要メーカーの2025〜2026年モデルを見渡すと、パフォーマンスを謳うモデルのほぼすべてがディスクブレーキ専用設計となっているのが現状です。
とはいえ、だからといって「リムブレーキはもう選ぶ価値がない」とは言い切れません。
特にエントリーグレードや中古市場においては、状況が少し異なります。
予算が限られている初心者にとって、「あえてリムブレーキを選ぶ」という選択肢が持つ合理性は、2026年の今でも確かに存在するのです。
その理由については、この後の章で詳しく解説していきます。
雨の日の恐怖と安心|制動力と安全性の真実を物理学で紐解く

晴れた日なら——リムブレーキでも「十分止まれる」という事実
まず最初に明確にしておきたいことがあります。晴れた舗装路面を普通に走る限り、リムブレーキの制動力は十分だということです。
現代のデュアルピボット・リムブレーキ——
たとえばShimano 105 R7000系などは、タイヤのグリップ限界を超えるのに十分な制動力を持っています。
つまり、乾燥したアスファルト上でリムブレーキが「止まれない」という事態は、実用上ほとんど起こりえません。
タイヤがスリップする前にホイールは十分にロックできるからです。
「ディスクブレーキじゃないと危険」という声を聞くと不安になるかもしれません。
しかし、それは条件を限定しない誇張された表現といえるでしょう。
晴天時の平坦路だけを走るなら、リムブレーキで安全性に問題が出ることは稀なのです。
ただし、これはあくまで「乾燥路面」という条件付きの話。環境が変わると、両者の差は歴然となってきます。
濡れた路面で起こること——「空走時間」という恐怖
ウェットコンディション(雨天や濡れた路面)において、リムブレーキとディスクブレーキの挙動は一変します。
ここからが、両者の決定的な差が現れる領域です。
リムブレーキは、路面に近いホイールの外周部(リム)を制動面として使います。
走行中に跳ね上げた水や泥がリム面に付着しやすく、ブレーキをかけた瞬間、パッドはまずリム表面の水膜を除去しなければなりません。
これを「スクレイピング効果」と呼びます。
実際に摩擦が発生するまでに、ホイールが数回転する「空走時間」が生じるのです。
この間、あなたの自転車は減速しません。
しかも、水膜を除去した後も摩擦係数自体が低下しているため、乾燥時の数倍の制動距離が必要になるケースもあります。
一般的な摩擦係数の変化を考慮すると、時速30kmからの停止距離は、リムブレーキの場合、乾燥時と比較して約2〜3倍に伸びる可能性があるとされています。
これは安全マージンの観点から見ると、無視できない差といえるでしょう。
特にカーボンホイールの場合、この問題は顕著になります。
樹脂とカーボンの積層材は濡れると摩擦係数が極端に落ちるため、雨天時の制動力低下は想像以上に著しいものとなるのです。
一方のディスクブレーキはどうか。
ホイール中心付近にあるローターを制動面とするため、路面からの水や泥の影響を相対的に受けにくい構造になっています。
ローターに開けられた多数の穴やスリットが、パッドとの間に挟まった水分を効率的に排出する「自己クリーニング作用」も働きます。
この結果、ディスクブレーキは豪雨の中であっても、乾燥時とほぼ変わらないリニアな制動力を発揮し続けることが可能なのです。
通勤や通学で、天候に関わらず毎日自転車に乗るユーザーにとって、この「環境に左右されない安定性」は、文字通り命を守る最大の機能的価値となります。
長い下り坂に潜むリスク——「熱破損」の可能性を知っておく
峠道を下る際、ブレーキは運動エネルギーを熱エネルギーに変換しています。何キロも続く下り坂では、ブレーキシステムがかなりの高温になることがあります。
リムブレーキ、とりわけカーボンリムの場合、この摩擦熱がリム自体を高温にします。「カーボンリムで長い下りは危険」という極端な表現がネット上で散見されますが、実際には使用条件や製品によって大きく異なります。
最悪の場合、リムの樹脂が軟化して変形したり、タイヤの空気圧が膨張してバースト(破裂)したりする「熱破損」のリスクが構造上存在することは事実です。
対策としては、カーボンリム専用のブレーキシューを使用し、ブレーキをかけっぱなしにしない「ポンピングブレーキ」を心がけることが推奨されています。
ディスクブレーキは、熱を持つローターがタイヤやリムから独立しています。
そのため、タイヤへの熱害を心配する必要がありません。
ShimanoのIce Technologiesのように、ローター自体に放熱フィンを設けて熱ダレ(フェード現象)を防ぐ設計も進んでいます。
長い下り坂で安心してブレーキをかけ続けられるのは、ディスクブレーキの大きな強みといえるでしょう。
指先で速度を「操る」——モジュレーションという能力差
「止まる」だけでなく「速度を微調整する」能力、これを専門用語で「モジュレーション」と呼びます。
この点において、油圧ディスクブレーキは他のシステムを圧倒しています。
油圧システムは、パスカルの原理により入力(レバーを引く力)を増幅して出力(ピストンを押す力)に変えます。
非常に軽いタッチで強力な制動力を得られるため、指一本での操作が可能になります。
「ガツン」と効くのではなく、指先の力加減に応じて「じわっ」と減速Gを立ち上げ、タイヤのグリップ限界を感じ取りながらコントロールできるのです。
私が初めて油圧ディスクを体験したとき、「ブレーキをかける」という行為の概念が変わりました。
まるで指先と路面が直接つながっているような感覚。それは、リムブレーキでは得られない体験だったのです。
機械式ディスクブレーキは、ワイヤー引きである以上、ケーブルとアウターケーシング間の摩擦抵抗が避けられません。
特にフル内装フレーム(ケーブルがハンドルやフレームの中を通る構造)の場合、ケーブルのルーティングがきつくなり抵抗が増大する傾向にあります。
レバーの引きが重くなり、油圧式のような繊細な操作感は望めないケースが多いでしょう。
リムブレーキは、上位グレードのキャリパーと高品質なケーブルを使用すれば、かなり滑らかでコントロールしやすいフィーリングを得られます。
とはいえ、長い下り坂で常にブレーキを当て効きさせるような場面では、油圧式に比べて強い握力を維持する必要があり、手や腕の疲労(アームパンプ)の原因となりがちです。
太いタイヤがもたらす革命|快適性と走破性を左右するクリアランスの話

23Cから32Cへ——タイヤはなぜ太くなったのか
2026年のロードバイクシーンにおける最も重要なトレンドの一つが「ワイドタイヤ化」です。
かつて23C(23mm幅)が常識だったタイヤ幅は、現在28C、30C、32Cへと拡大しています。
「細いほうが速い」というのは過去の常識でした。しかし、科学的な研究により、この認識は覆されつつあります。
太いタイヤは空気圧を下げることができ(低圧運用)、路面からの振動吸収性を劇的に向上させると同時に、転がり抵抗も増大させないことが証明されているのです。
実際のデータを見てみましょう。
SILCAやContinentalなどの研究によれば、荒れた一般道において、28mmタイヤを適正空気圧で使用した場合、23mmタイヤを高圧で使用した場合と比較して、転がり抵抗に大きな差がないか、むしろ低くなるケースがあることが報告されています。
この流れを加速させたのは、主に二つの技術革新でした。
一つはディスクブレーキの普及。
そしてもう一つはワイドリム(内幅19mm以上のリム)の登場です。
特にディスクブレーキは、リムブレーキという物理的制約を取り払い、フレーム設計者により広いタイヤクリアランスを確保する自由をもたらしました。
リムブレーキの「28mm以下」という壁
リムブレーキ車でタイヤ幅を拡大しようとすると、すぐに壁にぶつかります。
ブレーキキャリパーのアームの間にタイヤを通す必要があるため、キャリパーのサイズがタイヤ幅の上限を決めてしまうのです。
Shimanoの現行キャリパー(BR-R7000、R8000など)の公式最大タイヤサイズは28Cです。
フレームによっては30Cが入る場合もありますが、クリアランスが数ミリしか確保できず、泥詰まりやホイールの振れによってフレームと接触するリスクが高まります。
さらに言えば、リムブレーキ用のフレームは設計段階から「細いタイヤ」を前提としています。
フォーク(前輪を支える部分)やシートステイ(後輪上部を支える部分)の幅自体が狭く、物理的に太いタイヤが入らない構造になっていることも珍しくありません。
これは構造上の限界であり、どうすることもできない制約なのです。
ディスクブレーキが開いた「32C以上」の世界
ディスクブレーキ車は、制動機構がハブ(車軸)付近にあるため、フォーククラウンやシートステイブリッジ周辺の設計自由度が大幅に向上しました。
最新のエンデュランスロード(快適性重視のモデル)では、32Cを標準装備し、最大38Cまで装着可能なモデルも珍しくありません。
Giant Contend ARシリーズなどは、まさにこの恩恵を最大限に活かした設計になっています。
初心者がロードバイクに求める「乗り心地の良さ」や「安心感」において、32C以上のタイヤを履けるディスクブレーキ車の優位性は極めて高いと言えます。
荒れたアスファルト、河川敷のちょっとした砂利道、段差などを気兼ねなく走れる走破性は、初心者の行動範囲を大きく広げてくれるでしょう。
ふと気づけば、
「あの道も行けるかも」
「この先はどうなっているんだろう」
——そんな好奇心が、あなたのペダルを回す原動力になるはずです。
財布と相談する現実|初期費用とランニングコストを正直に比較

価格帯別「選べるブレーキ」の現実(2025〜2026年モデル)
予算内でどのブレーキシステムが選べるのか。
これは多くの初心者にとって切実な問題です。2025〜2026年モデルの市場を見渡すと、価格帯によって選択肢が明確に分かれています。
10万円〜15万円(エントリーレンジ)
この価格帯は、依然としてリムブレーキ車の独壇場です。
Giant Contend 2、Trek Domane AL 2のリムブレーキモデル、MERIDA SCULTURA RIM 100などが代表格になります。
構造が単純な分、コストをフレームや駆動系に回せるため、コストパフォーマンスが高いのが特徴といえます。同価格帯のディスクロードも存在しますが、コストダウンのしわ寄せを受けやすいのが実情です。
ブレーキキャリパーが無名ブランドの安価な機械式であったり、ホイールが非常に重いものであったりすることが多く、トータルバランスでリムブレーキ車に劣る場合があります。
15万円〜25万円(ミドルエントリー)
最も選択が難しいゾーンです。
多くのメーカーがこの価格帯に機械式ディスクブレーキ搭載モデル(Shimano Sora/Tiagra組み、Tektroブレーキなど)を投入しています。
TREK Domane AL 2 Disc、Specialized Allezなどが該当するでしょう。
ただし、10万円台後半を出しても油圧ディスクには手が届かないという現実があります。
同予算で中古市場を探せば、数年前のハイエンド・リムブレーキ車(Ultegra組みのカーボンフレームなど)が狙えることも覚えておくとよいでしょう。
30万円以上(本格ミドルレンジ)
Shimano 105(R7100系など)を搭載した油圧ディスクロードが手に入る価格帯です。
ここから上が、現代の「ロードバイクの標準」とされるスペックとして認知されています。性能に妥協はありませんが、残念ながら初心者の最初の投資としては高額と言わざるを得ません。
メンテナンスコストの現実——DIYか、ショップ依頼か
購入後の維持費(ランニングコスト)において、ブレーキシステムの違いは財布へのダメージに直結します。国内主要ショップの工賃データを参照し、それぞれの維持費を試算してみましょう。
リムブレーキのメンテナンスは単純明快です。
ブレーキシュー交換は部品代が前後セットで2,000円〜3,000円程度です。
構造が単純なため、六角レンチ1本あれば初心者でもDIY交換が可能です。ショップに依頼しても工賃は片側1,500円〜2,000円程度で済みます。
ワイヤー交換もインナーワイヤーは数百円。工賃を含めても比較的安価です。
ただし、隠れたコストがあります。
ブレーキをかけるたびにホイールのリムが削れていくため、数万キロ走るとリムが寿命を迎え、ホイールごとの交換(数万円〜)が必要になる点は留意すべきでしょう。
ディスクブレーキパッドはリムブレーキシューより若干高価(2,000円〜4,000円/セット)。交換工賃もリムブレーキと同等か少し高めです。
問題は調整頻度です。
パッドが摩耗すると、ローターとの隙間が広がりレバーの引き代が変わるため、頻繁な手動調整(アジャスター操作)が必要になります。
これを怠るとブレーキの効きが悪化するため、ショップに通う頻度が増える可能性があります。
性能は最高ですが、維持費と手間も最大です。
最も大きな出費は「ブリーディング(オイル交換)」です。
メーカーや使用状況によって推奨頻度は異なりますが、SRAMのDOTフルード採用モデルでは少なくとも年1回以上の交換が公式に推奨されています。
Shimanoのミネラルオイル採用モデルは著しく変色した場合に交換が推奨されており、一般的に1〜2年に一度が目安とされます。
これは専用キットと廃油処理が必要な作業で、DIYの難易度は高め。ショップ工賃は前後で5,000円〜10,000円以上かかる場合があります。
音鳴りやローターの歪み修正、ピストンの固着などのトラブルシューティングも、専門性が高くショップ依頼が基本となります。
3〜5年で見る「総コスト」試算——取得方法から結果まで
初期費用だけでなく、3〜5年の維持費を含めた総コストで考えてみましょう。
以下の試算は、国内主要ショップの工賃表を参照し、年間走行距離3,000km・消耗品交換頻度を一般的な使用条件と仮定して算出しています。
リムブレーキ車(車体15万円の場合)
- 初期費用:15万円
- 年間メンテナンス:約1〜2万円(シュー交換、ワイヤー交換、定期点検)
- 5年間合計:15万円 + 5〜10万円 = 約20〜25万円
- リム摩耗によるホイール交換を含むと:25〜30万円
機械式ディスク車(車体20万円の場合)
- 初期費用:20万円
- 年間メンテナンス:約1.5〜2.5万円(パッド交換、調整、定期点検)
- 5年間合計:20万円 + 7.5〜12.5万円 = 約27.5〜32.5万円
油圧ディスク車(車体30万円の場合)
- 初期費用:30万円
- 年間メンテナンス:約2〜3万円(パッド交換、ブリーディング、定期点検)
- 5年間合計:30万円 + 10〜15万円 = 約40〜45万円
・初期費用を抑えて自分で安く維持したいならリムブレーキ。
・金銭的コストを払ってでもプロに整備を任せて最高の性能と安全を買いたいなら油圧ディスク。
・機械式ディスクは初期費用は中程度ですが、調整という「時間的コスト」が発生する点を忘れないでください。
リセールバリュー(再販価値)という視点
将来の乗り換えを見据えた場合、資産価値の観点も無視できません。
ディスクブレーキ車は市場のデファクトスタンダード(事実上の標準)であるため、中古市場での需要が高く、値崩れしにくい傾向にあります。
条件が良ければ、有名ブランドのディスクモデルは、数年乗っても購入価格の50〜60%程度で売却できるケースもあるでしょう。
リムブレーキ車については、二極化が進んでいます。
ハイエンドモデルや希少な限定車は、ヴィンテージ価値や希少性から価値が維持される可能性があります。
一方で、エントリーグレードの一般的なモデルは、リセールバリューの下落が顕著です。
数年後には価値がかなり下がる可能性は覚悟しておく必要があるでしょう。
ただし、これは逆に言えば「底値」で中古リムブレーキ車を買う場合は非常にお買い得ということでもあります。
あなたの最適な一台を見つけるために
ここまで読んで、「自分にはどのブレーキシステムが合っているのか」のイメージが掴めてきたのではないでしょうか。
ただし、スペックだけでは見えない「実際の乗り心地」を確かめることが、後悔しない選択への近道です。できれば購入前に、気になるモデルを試乗してみてください。
多くのプロショップでは、週末に試乗会を開催しています。
また、一部メーカーは全国のショップで試乗車を常備しています。
ハンドルを握った時の高揚感、ペダルを漕ぎ出した時の軽やかさ、そしてブレーキレバーを引いた時の感触。「ああ、これだ」と、あなたの心が自然と教えてくれるはずです。
電車に乗せる現実|輪行とメンテナンスの「運用」問題

輪行(Rinko)——日本独自の移動文化
日本には「輪行」という独自の自転車移動文化があります。
自転車を専用の袋に収納し、電車に乗せて遠方へ移動するスタイルです。
週末に新幹線で遠くの景勝地へ行き、そこからツーリングを楽しむ。そんな夢を持っている方も多いでしょう。
この輪行において、リムブレーキとディスクブレーキの手間の差は歴然としています。
カタログスペックには現れない、日々の運用で最もストレスを感じるポイントと言っても過言ではありません。
リムブレーキの輪行——シンプル・イズ・ベスト
リムブレーキ車の輪行手順は極めてシンプルです。
- ホイールのクイックリリースレバーを開く
- ブレーキのリリースレバーを開いてアーチを広げる
- ホイールを外す
- エンド金具(保護具)を付ける
- 袋に詰める
特別な道具や気遣いはほとんど不要で、慣れれば10分以内で完了します。
駅前での撤収・組立作業がスムーズで、周囲の邪魔になりにくい。さらに車体が軽いため、駅の階段や乗り換え移動も圧倒的に楽なのです。
私自身、輪行を始めた頃は「こんなに簡単でいいのか」と拍子抜けしたほどでした。
ディスクブレーキの輪行——「儀式」とリスク管理
ディスクブレーキ車の輪行は、いくつかの追加工程とリスク管理が必要になります。
- スルーアクスルをアーレンキー(またはレバー)で回して抜く
- ホイールを外す
- 【必須】ブレーキキャリパーに「ダミーローター(スペーサー)」を挟む
- 【必須】外したホイールのローターにカバーをかける、または向きに注意する
- エンド金具を取り付ける(スルーアクスル対応の専用品が必要)
- 袋に詰める
特に3番の「スペーサーを挟む」は絶対に忘れてはいけません。
移動中に誤ってブレーキレバーを握ってしまうと、ピストンが飛び出して戻らなくなり、ホイールが入らなくなる事態に陥ります。
最悪、その場でショップを探す羽目になることも。
駅前で汗だくになりながらスルーアクスルの穴を探す絶望感
——私も一度経験しました。あの焦りは、今でも忘れられません。
4番のローター保護も重要です。
ディスクローターは薄い金属板であり、少しの衝撃で簡単に曲がってしまいます。
曲がってしまうと走行中に「シャリシャリ」とパッドに擦れる音鳴りの原因になり、調整が必要になってしまいます。
油圧式の場合、自転車を逆さまにしたり縦置きにしたりすると、リザーバータンク内の気泡がラインに混入する「エア噛み」のリスクもゼロではありません。
最近のモデルは改善されていますが、注意は必要です。
頻繁に輪行することを想定しているなら、リムブレーキの簡便さは2026年においても極めて強力なメリットです。
「面倒だから行くのをやめよう」という心理的ハードルが、ディスクブレーキでは生じやすいことを覚えておいてください。
機械式ディスクの「救世主」——Growtac Equal
安価な機械式ディスクブレーキ(特に片押しピストン方式)は、効きの悪さや調整の面倒さからユーザーの不満が出やすいポイントです。
しかし、フレームがディスクブレーキ対応であれば、将来的なアップグレードの道が残されています。
日本のメーカーGrowtacが開発した機械式ディスクブレーキキャリパー「Equal(イコール)」は、この分野で多くのユーザーから高い評価を受けている製品です。
高剛性なキャリパー設計と特殊なケーブルルーティングにより、軽い引きと強力な制動力を実現しています。
また、既存の機械式レバー(STIレバー)をそのまま使えるため、コンポーネント全体(10万円以上)を買い換えることなく、キャリパー交換(前後で3〜4万円程度)だけで大幅な性能向上が期待できます。
予算の都合で機械式ディスク車を買った場合でも、「不満が出たらGrowtac Equalに交換する」という明確なアップグレードパスを持っておくことで、長く愛車に乗り続けられます。
これは油圧コンポへの載せ替えよりも遥かに安上がりで効果的な解決策といえるでしょう。
ホイール交換という「将来」の問題
リムブレーキ車の最大の懸念点は、将来的な「交換用ホイール」の入手性です。
2026年現在、CampagnoloのZondaやShamal、MavicのKsyriumなど定番アルミホイールはリムブレーキ版の供給を続けていますが、ラインナップは縮小傾向にあります。
カーボンディープリムなどの高性能ホイールにおいては、新作開発はほぼディスクブレーキ用に一本化されているのが現状です。
リムブレーキ車を選ぶ場合、将来的なホイールのアップグレードは「中古市場」や「既存モデルの継続販売品」に頼ることになります。
「最新の空力設計のホイールを使いたい」という願望があるなら、ディスクブレーキ車を選ばざるを得ません。
あなたに最適な一台はどれか?|用途別・予算別の最終結論

【予算重視の週末ライダー&輪行旅人】にはリムブレーキを推奨
予算: 10〜15万円
主な用途: 週末のサイクリングロード、電車を使った遠出(輪行)、フィットネス目的。雨の日は基本的に走らない。
推奨: リムブレーキ搭載のエントリーロード
(例:Giant Contend 2、Trek Domane AL 2 Rim、MERIDA SCULTURA RIM 100など)
決定的な理由: 同価格帯のディスク車より圧倒的に軽量で、走りが軽快。輪行の手間が少なくトラブルフリーが最大のメリットです。
浮いた数万円の予算を、高品質なヘルメット、ウェア、ライト、サイクルコンピュータに回した方が、トータルの満足度は高くなります。
「ディスクじゃないと時代遅れ」という声は無視してください。晴れた日に楽しむ分には、リムブレーキは何の不足もありません。
【全天候型コミューター&ロングライダー】には機械式または油圧ディスクを推奨
予算: 20〜25万円
主な用途: 毎日の通勤・通学(雨天含む)、週末のロングライド、キャンプツーリング。
推奨: 油圧ディスクブレーキ搭載車、または高性能な機械式ディスク車 (例:中古の油圧ディスク車、または機械式ディスク車を購入し将来的にブレーキ強化)
決定的な理由: 雨天時の安全性が絶対条件です。リムブレーキの雨天時の制動力低下は、通勤においてはリスクが高すぎます。
32mm以上の太いタイヤを履くことで、パンクリスクを減らし、段差や荒れた路面での快適性も確保できます。
予算20万円で新車の油圧ディスク(105以上)を探すのは難しいため、状態の良い中古車を探すか、まずは機械式ディスク車(Tiagra/Sora組み)を購入し、ブレーキの効きに不満が出たらGrowtac Equalへの換装を検討するのが現実的です。
【本格派アスリート&将来のレース志向】には油圧ディスクを推奨
予算: 30万円以上
主な用途: グループライド、イベント参加、将来的なレース参戦、ヒルクライム、トレーニング。
推奨: Shimano 105(油圧)以上を搭載したディスクロード
(例:Giant TCR Advanced Disc、Trek Emonda/Madone SL、Specialized Tarmac SL8など)
決定的な理由: 現在のレーススタンダードであり、グループライドでも周囲と機材レベルを合わせやすい。
スルーアクスル、フラットマウントといった最新規格に対応しており、将来的なパーツ(特にカーボンホイール)のアップグレードパスが完全に保証されています。
下り坂での圧倒的なコントロール性は、速く走るためのスキル習得を助けてくれるでしょう。
【メカニック志向&コスパハックの達人】には中古ハイエンド・リムブレーキ車を推奨
予算: 20万円前後
主な用途: ヒルクライム、メカいじり、他人と違うバイクに乗りたい。
推奨: 中古のハイエンド・リムブレーキ車 + 軽量アルミホイール (例:数年前のハイエンドフレーム、Shimano Ultegra 6800/R8000系、Campagnolo Zondaなど)
決定的な理由: ディスク全盛の今だからこそ、かつての超高級フレームが底値で手に入ります。
総重量7kg台前半のバイクを20万円以下で組み上げることも可能です。
これは同価格帯の新品ディスクロード(9kg〜10kg)に対して、登坂性能で圧倒的なアドバンテージを持ちます。自分で整備する楽しさも味わえるでしょう。
ただし、中古市場での購入は「目利き」が必要です。特に中古カーボンフレームは、外観からは判断しにくい内部損傷のリスクがあります。
信頼できるショップや、整備歴が明確な出品者から購入することを強くお勧めします。安易な購入は「安物買いの銭失い」になりかねません。
Q&A:初心者がよく悩む疑問に30年のベテランが回答

- 「ディスクブレーキは重い」と聞きますが、実際どれくらい違いますか?
エントリークラスでは500g〜1kg程度の重量差があります。
ブレーキシステム単体(レバー、キャリパー、ローター、ホース/ケーブル)で数百グラム重くなる傾向があり、さらにディスクブレーキ対応のフレームやフォーク、ホイールハブも補強が必要なため、全体として重量が増します。例えば、Giant Contend AR 3(ディスク)は10.2kg、同価格帯のContend 2(リム)は9kg台で、約1kg近い差が生じます。
ただし、ミドルグレード以上では技術の進歩によりこの差は縮まっており、ハイエンドモデルではディスクロードの方が「走りが軽い」と感じるケースもあります。
これはリム外周部の軽量化が可能になったためです。
- 「リムブレーキはもうなくなる」という話は本当ですか?
プロレース機材やハイエンドモデルにおいては、事実上リムブレーキの新規開発は終了しています。
Shimanoの最上位グレードDura-Aceホイールなども、リムブレーキ版の入手は困難になりつつあります。しかし、エントリーモデルやクラシックなクロモリフレーム、一部のオーダーメイド車においては、リムブレーキが供給され続けています。
CampagnoloやMavicなどは、定番アルミホイールのリムブレーキ版を継続販売中です。「完全消滅」は少なくとも数年以内にはないでしょうが、選択肢が狭まっていくことは確かです。
- 機械式ディスクと油圧式ディスク、初心者にはどちらがおすすめ?
予算が許すなら油圧式をお勧めします。制動力、コントロール性、メンテナンスフリー度のすべてにおいて油圧式が優れています。
ただし、予算20万円以下で新車を探す場合、油圧式は事実上選択肢がありません。
その場合は機械式ディスク車を購入し、「不満が出たらGrowtac Equalに交換する」というアップグレードパスを視野に入れるのが賢明です。
機械式であっても、リムブレーキより雨天時の制動力は安定しているため、「ディスクを選んだ意味がない」ということにはなりません。
- ディスクブレーキの「エア噛み」とは何ですか?対策はありますか?
エア噛みとは、油圧ブレーキのホース内にエア(気泡)が入り込んでしまう現象です。
エアはオイルと違って圧縮されるため、レバーを握っても力が伝わらず、ブレーキが「スカスカ」になります。原因としては、長期間の保管でオイルが劣化した場合、輪行時に自転車を縦置きや逆さまにした場合、またはホースの損傷などが考えられます。
対策は「ブリーディング(エア抜き)」という作業です。専用キットを使ってオイルを入れ替えながらエアを排出します。これはショップに依頼するのが確実で、工賃は前後で5,000円〜10,000円程度です。
予防としては、
輪行時にスペーサーを必ず挟む、
車体を逆さまにしない、
定期的にブリーディングを行う(SRAMのDOT系なら少なくとも年1回推奨)などが有効です。
- パッド交換の時期はどうやって判断すればいいですか?
ディスクブレーキパッドの交換時期は、メーカーによって基準が異なります。Shimanoの一部マニュアルでは、パッドの摩耗材が0.5mm以下になったら交換と記載されています。
ただし、この数字を目視で判断するのは難しいのが実情です。実用的には以下の兆候に注意してください。
- レバーの引き代が深くなった(調整しても改善しない)
- 制動力が明らかに落ちた
- 「ジャリジャリ」という金属音がするようになった(これはパッドが限界を超えた証拠)
不安な場合はショップで点検してもらうのが確実です。
パッド交換は部品代2,000円〜4,000円、工賃1,980円〜程度と比較的安価なので、早めの交換を心がけましょう。金属音がする状態で使い続けると、ローター自体を傷めてしまい、より高額な修理が必要になります。
- 近くに専門ショップがない場合、ディスクブレーキ車を買っても大丈夫ですか?
正直なところ、慎重に検討すべきです。
油圧ディスクブレーキのブリーディングやトラブル対応は、専門的な知識と工具が必要です。
YouTubeでDIYを学ぶ方法もありますが、ブレーキは命に関わる部品であり、失敗のリスクを考えると初心者にはおすすめできません。近くにショップがない場合の選択肢としては、
- リムブレーキ車を選ぶ(DIYでほぼすべてのメンテナンスが可能)
- 機械式ディスク車を選ぶ(油圧より整備のハードルが低い)
- 定期的に遠方のショップへ車で持ち込む覚悟を決める
また、一部のメーカー(Canyon、Wiggleなど)は通販でも充実したアフターサポートを提供しています。
まとめ|「リムかディスクか」は性能論争ではなく、ライフスタイルの選択である

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。最後に、30年以上ロードバイクに乗り続けてきた私からの率直なメッセージをお伝えします。
「リムブレーキか、ディスクブレーキか」という問いに対する答えは、2026年の現在において、もはや「どちらが優れているか」という性能論争ではありません。
それは「あなたが自転車とどう付き合っていきたいか」というライフスタイルの選択なのです。
将来性と絶対的な安全性を買うなら、ディスクブレーキ(油圧)を選んでください。
これは揺るぎない事実であり、予算が許すなら最も後悔の少ない選択肢です。雨天走行を含む用途や、32C以上のワイドタイヤによる快適性を求めるなら、ディスクブレーキ以外の選択肢はないでしょう。
軽快さと運用の手軽さを賢く買うなら、リムブレーキは今なお現役です。
メーカーのマーケティングによって「過去の遺物」とされがちですが、そのシンプルな構造、軽量性、輪行のしやすさは、日本のホビーライダーにとって極めて実用的なメリットであり続けています。
特に予算15万円以下の初心者にとって、重くて整備の難しい安価なディスク車より、軽量なリムブレーキ車の方が「自転車の楽しさ」をダイレクトに感じられる可能性が高いのです。
機械式ディスクは、発展途上のプラットフォームとして捉えてください。
それは完成形ではなく、将来的に油圧化や高性能キャリパーへの換装を行うための「ベース車両」として割り切るなら、良い選択肢となります。
スペック表の数値やネット上の「最新こそ正義」という声に惑わされないでください。
もしあなたが、晴れた週末に風を感じて走り、時には電車に乗せて遠くの海を見に行きたいだけなら、リムブレーキ車は最高の相棒になるでしょう。
もしあなたが、雨の日も風の日も道を選ばず冒険し、最新の機材と共に自分の限界に挑みたいなら、ディスクブレーキ車が頼もしい守護者となるでしょう。
あなたの予算と目的に照らし合わせ、最も「ワクワクする」一台を選んでください。
それが、あなたにとっての正解です。ペダルをひと漕ぎすれば、そこから新しい景色が広がり始めます。
ようこそ、自転車のある素晴らしい世界へ。
参考文献・出典
※本記事は、以下の資料・データに基づき作成いたしました。
※本記事の価格は2026年2月時点のものです。最新の在庫状況や価格については、各販売店の公式サイトまたは店頭でご確認ください。モデル年式や仕様は予告なく変更される場合があります。
※スペック情報について:本記事のスペック情報は2026年2月時点のものです。詳細は、各メーカーのHP等でご確認ください。
※安全に関する注意:ロードバイクは車両です。道路交通法を遵守し、ヘルメット着用、適切な装備での走行を心がけてください。不安な場合は、必ずプロショップに相談してください。
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※価格・スペックは2025〜2026年モデルの参考値であり、地域・時期・ショップにより異なります。



